法隆寺・(金堂)釈迦三尊像「釈迦如来と文殊菩薩?普賢菩薩??」

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法隆寺・(金堂)釈迦三尊像「釈迦如来と文殊菩薩?普賢菩薩??」【国宝】

法隆寺・(金堂)釈迦三尊像「釈迦如来・文殊菩薩?普賢菩薩??」【国宝】

造立年

  • 西暦601年頃から650年/7世紀前半(飛鳥時代)
国宝指定年月日

  • 1951年6月9日
像高

  • 中尊(釈迦如来像):約88cm
  • 向かって右脇侍:約92cm
  • 向かって左脇侍:約94cm
  • 台座の最下部から光背の最上部までの高さ:約382cm
作者

  • 司馬鞍首止利仏師
造り

  • 一木造り(台座・光背)
材質

  • 銅・台座(ヒノキ・クスノキ)
安置場所

  • 法隆寺・金堂

釈迦三尊像「釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩」の読み方

法隆寺の境内には、おおよそ読みにくい漢字の仏像がひしめいています。

これらは、漢字の羅列ために読みくいのです。

そして、まず、「釈迦三尊像」は、「しゃかにょらいざんぞんぞう」と読みます。

次に、「文殊菩薩」は「もんじゅぼさつ」と読みます。

最後に、「普賢菩薩」は「ふげんぼさつ」と読みます。

えっ?!「釈迦三尊」の三尊は、定まった仏様ではなかった?!

法隆寺の釈迦三尊像の指定名称は「銅造釈迦如来及両脇侍像(どうぞう しゃかにょらい および りょうきょうじぞう)」といいます。

三尊(さんぞん)とは、その名前の通り、中央にお釈迦さまが位置し、その両脇には1仏ずつ別の仏様が並んでいるから「三尊」と言います。

ちなみに、日本の釈迦三尊像は、日本独特の基本的な配置があると云われております。

これらは、歴史上の新興宗教などの登場により、宗派によって異なる思想が生まれ、三尊の配置や伝承が異なるようです。

しかし、以下↓のように法隆寺の寺伝では、法隆寺に伝承された、法隆寺固有の「三尊」の配置が見受けられます。

法隆寺・(金堂)釈迦三尊像「釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩」【国宝】

日本歴史上の「釈迦三尊」の配置
  • 向かって右脇侍:「文殊菩薩」
  • 向かって左脇侍:「普賢菩薩」
法隆寺・寺伝の「釈迦三尊」の配置
  • 向かって右脇侍:「薬王菩薩」
  • 向かって左脇侍:「薬上菩薩」

日本においては通常、「釈迦三尊像」といえば、中尊の釈迦如来と、脇侍の文殊菩薩・普賢菩薩の組み合わせが定番です。

その多くは、獅子に乗った姿で表される「文殊菩薩」は、「仏陀の知慧の象徴」とされています。

また、「普賢菩薩」は象に乗り、修行など「実践的な面を司る菩薩」です。

ところで、この「法隆寺金堂・釈迦三尊像」の「脇侍(きょうじ)」は、動物に乗っていませんし、ポーズもよくある文殊・普賢のペアとは違います。

法隆寺の寺伝ではコチラの2体を「薬王菩薩」「薬上菩薩」としていますが、釈迦如来の脇侍として「薬王」・「薬上」を配置する例は、古代日本にも中国にもありません。

この釈迦三尊像は、聖徳太子の病気の平癒を願って、作られたものとされていることから、薬王・薬上というのは、後世の人の解釈による、後付けだとも言われています。

「薬壺」や「薬草」を持っていれば、それで決まりなのですが、この二仏が持っているのは「玉」のような形状のモノです。

ご本尊の脇侍でありながら「文殊・普賢」にしても「薬王・薬上」にしても、決め手に欠けるこれらの正体をつきとめる決定打は出るのでしょうか。

「法隆寺・釈迦如来像(釈迦三尊像」の安置場所

  • 法隆寺・金堂
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