法隆寺でも、当然、御守りを買うことができます。
その種類もけっして多いとは言えませんが、普通のお寺よりは、その種類は豊富です。
しかし、気になってくるのが、法隆寺でお守りを購入したのは良いが、古くなった法隆寺の御守りは返納できるか?についてです。
法隆寺の古札の納札所について
通常のお寺には、「古札の回収箱」や「古札納札所」があります。
しかし、この奈良・法隆寺には、古札の回収箱もなければ「古札納札所」もありません。
したがって、法隆寺へ古札をもってきても、境内でウロウロと路頭に迷うこととなります。
では、法隆寺の古くなった御札や御守りはどうやって返納するのか?
法隆寺は、古札を納める「納札所」や「古札回収箱」こそありませんが、「寺務所」はあります。
つまり、この寺務所へ古札をもって行き、預かっていただく形で、その年か来年の法隆寺での「お焚き上げ」の時に、預けた御守りを燃やしていただくことができます。
法隆寺の寺務所の場所
法隆寺の寺務所の場所は「南大門」と「西大門」の間にあります。
では、法隆寺の寺務所へ古札の郵送することはできる??
遠方にお住まいの方で、昨年、法隆寺へ参拝へ訪れて、今年は行くことができないなどの理由を持たれた方も多いと思います。
しかし、ご安心ください。
法隆寺では、寺務所へ古くなった御守りの郵送することで、引き取って預かってくださるそうです。
そして、上記で説明した通り、その年か来年度のお焚き上げで燃やしていただけます。
法隆寺のお焚き上げの日程
法隆寺は、他のお寺とは違い、頻繁にお焚き上げなどを行っていません。
法隆寺のお焚き上げは、年に一度しかありません。
法隆寺のお焚き上げの日
- 毎年、1月15日か1月16日頃
以上のことから、お近くにお住まいの方で昨年、法隆寺で御守りを購入された方は、上記でご紹介したお焚き上げの日程に合わせて、法隆寺へ参拝に訪れるのがよろしいでしょう。
※法隆寺のお焚き上げは、大きな行事ではありませんので、日程に関しても変更がある場合があります。
※したがって、法隆寺のお焚き上げに行かれる方は事前連絡が必須です。
法隆寺へ古札を郵送する際に注意すること
これは、法隆寺だけではなく、他のお寺でも神社でもそうですが、古札を郵送する際に注意することがあります。
・お焚き上げのお布施(初穂料)として、御札にお礼の気持ちで1000円ほど添えた方が良い。これには1年間、自らをお守ってくださったお礼の意味合いも込められております。
例:「~県、在住の~と申します。昨年内は御守りいただき感謝の念に堪えません。つきましては、お焚き上げの方、何卒、よろしくお願い申し上げます。」
では、法隆寺の御守りは通販(郵送)で購入できる??
これも通常のお寺と同じく、法隆寺の寺務所へ電話をすることで、あなたの希望する御守りを郵送していただくことができます。
しかし、注意点としましては、御守りを目で見て確認してから、購入することができないことです。
つまり、欲しい御守りの種類のみを口頭で伝えてのヤリトリとなります。
そのあとに、用意する物は以下の通りです。
- 現金書留の封筒を用意します。
- 御守りの値段(料金)
- 御守りを入れて、返送して頂く送料分の切手を同封します。
法隆寺のお問い合わせ先(住所・電話番号・営業時間・URL)
住所
- 〒636-0115
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
電話番号
- 0745-75-2555
営業時間(拝観可能時間)
- 午前8時~17時まで「2月22日から11月3日まで」
- 午前8時から16時30分まで「11月4日から2月21日まで」
URL
- http://www.horyuji.or.jp/
最後に・・
御守りを授かって1年近くも肌身離さず所持していると、お守りを持っていることなど、スッカリと忘れてしまう方も多いと思います。
しかし、1年の終わりが訪れるに伴い、気持ちがどことなく高揚し、序々に「大晦日」や「お正月」ムードへ誘われて行きます。
この頃になると、「初詣」のことを思い出し、「あぁ、今年も1年、何とか無事で過ごせたな」などということをココで再認識します。
そして、ここで「御守り」のことを思い出してくるのです。
つまり、あなたの1年間の無事は、御守りに宿る神様・仏様の御神力により、守っていただいたともいえます。
1年の終わりでも、気づいた時にでも構いませんので、感謝の気持ち持って「1年間本当にありがとうございました。」と、声に出して感謝の気持ちを御守りに伝えてください。
その後に、ちゃんと返納しましょう。
ただ、御守りの中には1年などという期間の無いものもあります。
そのような御守りは、また、今年も1年もよろしくお願いしますと、一言、そっと言葉に出して言いましょう。
また、古くなって自然とシミが出てきた御守りや御札は、あなたの代わりに何かを引き受け、効果が薄れてきています。
そういった御札や御守りは、感謝の言葉を述べて、すみやかにお返しした方が良いでしょう。
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