法隆寺・伏蔵(ふくぞう)

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法隆寺・伏蔵(ふくぞう)

法隆寺・伏蔵の読み方

法隆寺の境内には、いくつか読みにくい名前のお堂や仏像が安置されています。

そして、この伏蔵は「ふくぞう」と読みます。

法隆寺の七不思議・「3つの伏蔵」とは?

「伏蔵」というのは、地下にあるの「蔵」のことです。

そして、法隆寺はこの伏蔵と呼ばれる「蔵」が境内に3つ存在します。

  • 法隆寺西院伽藍の南西
  • 弁天池のお向かいにある大湯屋の表門前

以上の場所に、しめ縄で囲まれたエリアがあります。

ここに「3つの伏蔵」があるのだそうです。

見た目は石畳に覆われていて、知らない方は軽く不思議に思って見るだけで通り過ぎる方がほとんどです。

何でも、この石畳を取っ払って地面を10センチほど掘り進めたところに、さらに少し大きな石があり、その下が地下室になっていると云われております。

このことは「法隆寺の七不思議」の1つに数えられていますが、伏蔵があること自体はどうやら事実のようです。

 

法隆寺の七不思議に関しては以下の別ページにてご紹介しております。

嘘から出た渾身の真実!奈良・法隆寺には歴史を揺るがす7不思議が存在した!

法隆寺の伏蔵の地下室に収蔵されている物とは?

元々、建物の無事を祈るための「鎮壇具(ちんだんぐ)」と呼ばれる財宝が納められていたといいます。

「鎮壇具」自体は珍しいものではなく、奈良では東大寺や興福寺からも見つかっています。

「鎮壇具」とは?

「鎮壇具」とは、現代の物事に置き換えると、家を新築で建てる前の空の敷地に、神職の方をお呼びして、地鎮のお祓いをしていただくことと同じ意味をのことダヨ。

古来、悪しき邪気から守護するために「退魔の効果がある」とされてきた「七宝(金、銀、真珠、水晶、 琥珀、ガラス、瑪瑙)」と「」「刀剣」などを建物の地下に埋めたそうナンダ。僕を地下に埋めないでね。

では、法隆寺の伏蔵の「不思議」と言われる所以は何かと言うと、どんなお宝なのか?それ以前にそんなお宝が本当にあるのか?・・というのが誰にもわからないとのことです。

古来、聖徳太子の遺言で「建物の破損など大事の時以外は開けてはいけない」という教えがあり、今まで誰も開けたことがないそうです。

本当に誰も開けたことがないのか?・・というのも大きな謎だと思うのですが・・。

一般の参拝客はあまり通らない道かもしれませんが、見てみたい方は是非!間近でみてみてください。

ひょっとすると伏蔵の地下にはお菓子の国があるのかも知れません。ウフん

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