法隆寺・ 大講堂(だいこうどう)

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法隆寺・ 大講堂(だいこうどう)

法隆寺・ 大講堂(だいこうどう)

創建年

925年(延長3年)

再建年

990年(正暦元年/平安時代後期)

法隆寺・ 大講堂の大きさ

桁行(奥行)9間(16.2m)
梁間(横幅)4間(7.2m)

法隆寺・ 大講堂の建築様式(造り)

一重・入母屋造

屋根の造り

本瓦葺

国宝指定年月日

1951年(昭和26年)6月9日

法隆寺・大講堂の読み方

法隆寺の境内には難しい漢字の表記で読みにくい名前の仏像や堂舎がありますが、大講堂は「だいこうどう」と読みます。

大講堂の役割り

法隆寺・大講堂は仏教の学問を研鑽したり法要を行う施設です。

伽藍には講堂が概ね備わり、金堂の後方に置かれます。

西院伽藍の中門とは対称的な位置に建つ、最奥にある横長の巨大建造物になります。

大講堂の歴史

この大講堂は925年(延長3年/平安時代)に落雷により焼失に至り、その65年後となる990年(正略元年)にようやく再建された姿になります。

目の前に建つ金堂と見比べてみてください。

さすがは学問のためのお堂ということで豪壮感や威容感が漂います。

尚、現在みることのできる大講堂は鎌倉時代後期から江戸時代前期の間に再建された時の姿になります。

建築様式(造り)

この大講堂は法隆寺の伽藍の建造物の中でもっとも面積が大きく、極めてシンプルで目をひく美しい建物です。

四辺の壁面は「出三斗(でみつど)」で組まれており、その下には壁が据えられず開放された間口になっており、上部には結界を示すかのように「暖簾(のれん)」がたなびいています。

大勢の僧侶たちが集って大法要を行うことを想定した造りとも言えます。

屋根は繁垂木(しげたるき)で、僅かですが禅宗様式を表す「軒反り」が見えます。

ただ、この大講堂の容姿を見れば分かりますが、近代建築に見るような屋根の勾配に角度があります。

この屋根の高さは法隆寺境内の建造物群と比較しても高い位置にあり、地面から棟までの位置がこの当時の建造物としては高いためです。

通常、このように屋根の傾斜をつける様式は安土桃山時代や江戸時代といった比較的、近代に差し掛かって造営された建造物に見られる特徴であります。

この大講堂は江戸期に再建が執り行われていますが、この屋根の勾配は創建当初から角度が付けられる様式で造営されたと伝えられています。

妻側から見れば棟(屋根)の高さが分かります。

また、金堂は中心から両端に向かって柱の間隔が狭くなる建築様式ですが、大講堂は等間隔に配されていますので是非、柱にも注目してみてください。


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法隆寺・大講堂の仏像・一覧

大講堂の内部には「薬師三尊像(国宝)」と「四天王像(重要文化財)」が安置されています。

薬師三尊像

薬師三尊像は大講堂の御本尊です。

中央に薬師如来、左に日光菩薩、右に月光菩薩を配して安置されています。

薬師如来坐像は一木造で、ふっくらした体つきに優しい表情です。

螺髪の形状やド頭の後頭部の盛り上がりとなる「肉髻(にくけい)」の高さが低いことなど平安期の仏像の特徴を伝えています。

像高はなんと!250cmも(2.5m)もあります。

金堂の薬師如来坐像とは全然違った雰囲気ですが、大講堂の薬師如来坐像も素敵です。

脇侍の日光菩薩・月光菩薩坐像は寄木造を用いての造立です。

日光月光菩薩はいつも立っているイメージがありますが、時々はお座りになるようですね・・。

これらの仏様たちも落雷の被害にあった後、堂舎と共に新調されたものになります。

大講堂は法隆寺伽藍の写真撮影のスポット!!

大講堂は横長の建造物なので写真に撮る時は少しアングルに工夫を凝らす必要がでてきます。

正面からもいいですが、これでは飾り気がなく何か面白くない。そこで回廊を含めて斜めに写すのがオススメです。

それと、大講堂を出たらちょっと基壇の上で立ち止まって中門の方を見てください。

法隆寺の壮大な伽藍が目に飛び込んでくるハズです。

そしてこの大講堂の基壇の上こそがなんと!「法隆寺境内を代表する撮影スポット」でもあります。

五重塔、金堂の間に見える中門の姿は創建当初の威容感に満ちた法隆寺伽藍の様相を今に伝えています。ムフん

法隆寺・大講堂の場所

法隆寺・大講堂は南大門をくぐって西院伽藍を直進した先に位置する中門奥の近藤くんと五重塔の後方に位置し・・あぉぅ間違い!金堂!!と五重塔の後方に位置します。

大講堂は回廊の一部を構成する形で左右の回廊と連絡しています。

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