法隆寺(金堂)・薬師如来坐像【国宝】

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法隆寺(金堂)・薬師如来坐像【国宝】

法隆寺(金堂)・薬師如来坐像(国宝)

  • 国宝指定年月日:1951年6月9日
  • 像高:63.8cm
  • 造立年:西暦601年頃から650年/7世紀前半(飛鳥時代)
  • 作者:司馬鞍首止利仏師??
  • 材質:銅
  • 安置場所:法隆寺・金堂

薬師如来坐像の読み方

奈良・法隆寺の境内には、漢字の横並びで読みにくい仏像やお堂が立ち並んでいます。

そして、この「薬師如来坐像」は「やくしにょらいざぞう」と読みます。

薬師如来坐像の説明・解説

現在の法隆寺の本尊は「釈迦三尊像」とされています。

しかし、上記の法隆寺・薬師如来が、実は創建当初の法隆寺のご本尊だったのではないのか?

などとも云われております。

つまり、法隆寺が、「用明天皇」の「病気平癒)(びょうきへいゆ)」を願って建造が始まったお寺だということを考えると、ご本尊は「薬師如来」と、いう可能性は十分に考えられるからです。

薬師如来の光背に記された記述による「法隆寺創建年の疑問説」

法隆寺の創建年と、この薬師如来像の完成年が同じ607年とされています。

実は、法隆寺の創建年の根拠とは、薬師如来の「光背(こうはい/仏様の後ろの輪っかの事ね。..ウフ )」の部分に、作者と思われる人物の記述に「607年」との文字の記載が残されているそうです。

これが法隆寺創建年の根拠となっているのですが、実は、これが決定的な根拠とも言い切れず、未だ「謎だらけ」との事です。

ちなみに、現在の法隆寺は、一度、全焼した後、再び、建て直されたものだという説が、近年における調査にて、正しい史実であると実証されています。

「薬師如来像」と「本尊・釈迦如来坐像」の作風の相違に残る疑問点

同じ法隆寺の金堂内の「薬師如来像」の脇に安置されている「御本尊・釈迦如来坐像」と比べてみてください。↓

「薬師如来像」と「本尊・釈迦如来坐像」の作風の相違に残る疑問点↑釈迦如来像

↑薬師如来像↑薬師如来像

どうですか?

肉付きやお顔立ちは全然違いますね。

しかし、様式の違いを除いては・・ソックリだと思いませんか?

薬師如来像の方は、少しふっくらして、涼しげで、穏やかな微笑みをしたお顔は、どちらかと言うと、もう少し後の時代の作風と云われております。

これらの事から、この薬師如来像は、「釈迦如来坐像」を真似て作られたのではないか?

などと云われているそうです。

つまり、作者も別の人物という事になります。

「薬師如来像」の頭をちょっと、よく見てください。

いかがですか?

スベスベとした剃髪をしていることが分かります。

しかし、以前は「螺髪(らほつ)」があったのかもしれません。

取れてしまったとすると、少しかわいそうですよね。

「法隆寺・薬師如来像」の安置場所
  • 法隆寺・金堂
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