【兎年限定御朱印が….】中宮寺の御朱印の種類(値段)と受付時間(場所)or混雑状況を….UFO発見しながら知るつもりぃ❓

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奈良中宮寺へ行くと分かりますが、拝観入口で受付の方にこう言われます。

「ウチは法隆寺さんとは別のお寺です。拝観料が別で必要になります」

と。(つまり中宮寺で御朱印をいただくためには所定の拝観料金が必要💘)

しかし、中宮寺境内をグーグルマップなどで”長官”に立候補する勢いにて”鳥瞰”した時、法隆寺東院の「夢殿(ゆめどの)」が真隣りにあるのが分かる。


この状況はもはや法隆寺境内の一部とも捉えることができ、一見すると法隆寺の塔頭なのではと思っちまぅほど、法隆寺とは極めて至近距離にある。

法隆寺西院を拝観したのであればセット券を購入しているハズなので、流れ的に東院へも訪れるハズだが、東院拝観後は流れ的に中宮寺へ行く方がほとんど。

なんといっても中宮寺にはアルカイックスマイルで超がつくほど有名な仏像、「御本尊・半跏思惟坐像(国宝)」が奉安される。

法隆寺拝観後はぜひ!中宮寺へ!

本ページでは奈良 中宮寺の御朱印の種類や初穂料(値段)や授与場所の混雑具合などをご紹介しています。




奈良 中宮寺でいただける御朱印一覧

通年頒布の御朱印一覧

 中宮寺の別名「法興寺」(墨書き:如意輪観音

 「聖徳太子卸遺跡 第15番札所」(墨書き:太子往生天寿国

 「中部尼寺霊場 第15番」(墨書き:如意輪観音

 「神仏霊場巡拝の道 第26番(奈良14番)」

 「大和北部八十八ヶ所霊場 別格」(墨書き:如意輪観音

 「大和北部八十八ヶ所霊場 別格」(墨書き:如意輪観音)【手書きver.】

期間限定頒布の御朱印一覧

 兎年限定御朱印の御朱印

 「聖徳太子2歳像公開記念」の御朱印

奈良中宮寺の通年頒布の御朱印一覧

中宮寺の別名「法興寺」(墨書き:如意輪観音

  • お布施(値段):300円
  • 授与場所:中宮寺の拝観受付
如意輪観音とは?

あれっ?と思われた方はなかなかの歴史通ですが、中宮寺の御本尊は一般的に「弥勒菩薩半跏思惟坐像」として知られています。

しかし、中宮寺の寺伝によれば如意輪観音坐像として伝えられているようです。

したがって、中宮寺の立場からした正式名は「如意輪観音半跏思惟坐像」ということになります。

如意輪観音は立像姿ではほとんど造立されることがなく、中宮寺の御本尊のように坐像姿で造立されることから見分けがつきにくい仏像ではあります。

如意輪観音の如意は「自らの意のままに」などの意味合いがあり、つまりは「仏の智慧や財宝、福徳を与える」などの意味合いがあります。

このほか、如意輪観音は「如意宝珠」という1つだけ願い事を叶えるという摩訶不思議な珠や、法輪(ほうりん)を持物としていることからも「如意輪」と呼ばれます。

6観音(聖観音・千手・馬頭・十一面・准胝・如意輪)の1尊でもあります。

「聖徳太子卸遺跡 第15番札所」(墨書き:太子往生天寿国

  • お布施(値段):300円
  • 授与場所:中宮寺の拝観受付
聖徳太子卸遺跡とは?

聖徳太子卸遺跡とは奈良県、京都府、兵庫県、大阪府の太子信仰にまつわる28ケ寺を巡礼する霊場めぐりのことです。

『聖徳太子卸遺跡・一覧』

四天王寺、大聖勝軍寺、道明寺、西琳寺、野中寺、叡福寺、世尊寺、橘寺、定林寺、金剛寺、飛鳥寺、向原寺、日向寺、法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺、成福寺、達磨寺、朝護孫子寺、平隆寺、額安寺、大安寺、広隆寺、頂法寺、六角堂中山寺鶴林寺斑鳩寺




「中部尼寺三十六所霊場 第15番」(墨書き:如意輪観音

  • お布施(値段):300円
  • 授与場所:中宮寺の拝観受付

朱印の中央の花のような形の印は菊の御紋です。菊の御紋は割合、使用されている寺社が多く散見されますが、実は微妙に花びらの枚数などが異なります。中宮寺は16枚です。

⬆️中宮寺の寺紋(中宮寺の御朱印帳より)

14枚は皇室のみに使用が許された格別な菊の御紋になります。

尼寺三十六所霊場とは?

尼寺三十六所霊場とは、日本全国36ヶ所ある尼寺をめぐる霊場めぐりのことです。

日本で尼寺がもっと多いのが京都府です。次いで奈良県、愛知県、兵庫県、大阪府、富山県、和歌山県、滋賀県、石川県、長野県の順。

『尼寺三十六所霊場・一覧』(数の多いので寺の数のみ掲載)

京都府11、奈良県8、愛知県3、兵庫県3、大阪府2、富山県2、和歌山県2、滋賀県1、石川県1、長野県1

神仏霊場巡拝の道 第26番(奈良14番)

合神仏霊場巡拝の道とは、寺社複合で巡る霊場巡りです。

近畿一円の名だたる寺社が指定されており、現在152社寺が指定を受けています。有名どころでは「伊勢神宮(内・外宮)」があります。

このため辞典のような分厚い専用の御朱印帳になっていますが、残念ながら中宮寺は販売していません。

お隣の法隆寺(聖霊院)にて販売しています。

なお、いただける御朱印自体は神仏霊場巡拝の道だけの特別な朱印ではなく、通常頒布している御朱印を専用御朱印帳にいただけるだけです。

神仏霊場巡拝の道の御朱印の御布施(値段)
  • 300円
神仏霊場巡拝の道の御朱印をいただける場所
  • 中宮寺の拝観受付(場所は後述)

「大和北部八十八ヶ所霊場 別格」(墨書き:如意輪観音

  • お布施(値段):300円
  • 授与場所:中宮寺の拝観受付
亀のマークの意味は?

中宮寺の朱印には亀のマークの印が入っていますが、この亀の意味はご存知ですか?

実は中宮寺に伝承される御本尊ともう1つ寺宝「天寿国曼荼羅繍帳(国宝)」には、このような亀の絵が4つ描かれており、この亀をモチーフとしたものです。(当初は100匹以上の亀が描かれていたとのこと)

「天寿国」とは聖徳太子が死後に逝った世界(浄土)のことであり、亀が曼荼羅に描かれている理由は不明とされています。

年鶴は千年、亀は万・・などというコトワザもあるので、当時でも縁起の良い、生き物として捉えられていたのでしょうか。

「大和北部八十八ヶ所霊場 別格」(墨書き:如意輪観音※手書きバージョン

通常いただけるのは「大和北部八十八ヶ所霊場のゴム印」による朱印ですが、これが手書きされたバージョンです。

  • お布施(値段):300円
  • 授与場所:中宮寺の拝観受付

通常、何も伝えなけばゴム印の方の大和北部になります。

法興寺とは?

「法興寺」とは中宮寺の別名(山号)ことです。現在は法興寺と言えば「飛鳥寺」ことを指しますが、世間一般的には知られていませんが、中宮寺も山号として法興寺を名を持ちます。

写真を見てお気づきかと思いますが、中宮寺で御朱印をいただくと、中宮寺のお土産の包装紙だと思われますが、亀と扁額の中央に「尼中宮寺」や「中宮寺」書かれ、雲模様が散りばめられたオリジナルの紙をインク受けの紙として挟んでいただけます。




期間限定頒布の御朱印一覧

兎年限定御朱印

天寿国曼荼羅繍帳にも描かれる日本最古の月兎(不老不死の薬を作っている姿)を表現した御朱印とな〜る。

「天寿国」の御朱印

「如意輪観音」の御朱印

「如意輪観音(可愛い兎💘)」の御朱印

⬆️天寿国曼荼羅繍帳にも描かれる日本最古の月兎

聖徳太子2歳像公開記念の御朱印

墨書き:「如意輪観音」

墨書き:「南無佛」

2022年(令和4年)9月26日より授与が開始された「聖徳太子2歳像(木造南無仏太子立像)公開記念」の御朱印となる。

⬆️あっかんべ〜しまくってヨダレ出まくってススった瞬間ほど噂の‥‥「木造南無仏太子立像」(画像は中宮寺公式サイトより)

中宮寺ではこれまで期間限定の御朱印が無かったので、これを機に受けられるのも良いと思ふ。

御朱印授与期間は聖徳太子2歳像公開終了となる2022年11月7日まで。




掛け軸(納経軸)と笈摺(おいずる)にいただける御朱印一覧

冒頭でもご紹介した通り、中宮寺では下記の霊場の指定を受けていることから、それぞれの霊場にちなんだ御詠歌&御朱印をいただくこともできる。(要確認)

笈摺(おいずる)・宝印軸にいただける御朱印

聖徳太子霊跡第15番
・中部尼寺巡り第15番

一例:「西国三十三ヶ所霊場」の笈摺

一例:宝印軸(近畿三十六不動尊)

授与料金
  • 軸に押印:各500円
  • おいずるに押印:各200円
    ※法然上人二十五霊場・近畿三十六不動霊場は300円
御朱印をいただける場所

上記、聖霊院にて(場所は後述)

【補足】笈摺(おいずる)や宝印軸(掛け軸)の入手方法

大規模な寺院の納経所(授与所)では御朱印のほか、各霊場のおいずる、宝印軸の販売も行っています。

笈摺(おいずる)は四天王寺(大阪)のような大規模な寺院であれば売店でも取り扱っていますが、販売していない寺院もあります。その場合は以下のような通販サイトでもお求めいただくことができます。
これらの通販サイトでは、自分が巡りたい霊場の笈摺はオーダーメイドもできます。
例えば「何も書いていない方が良い(真っ白け)」とか、「この霊場用の笈摺が欲しい」‥‥‥などを告げることでご希望に沿ったものが自由にお作りいただけるハズです。

笈摺(おいずる)一覧
宝印軸(掛け軸)一覧

中宮寺で御朱印をもらう際の最大の注意点はこれだぁ!

中宮寺で御朱印をいただく際の最大の注意点は、中宮寺では拝観しなければ御朱印は授与していただけないということです。ウフ

それに加えさらに、中宮寺境内へ入るためには拝観料金が必要になります。

すなわち御朱印代金以外にも別途、拝観料金が必要になるということです。

中宮寺の拝観料金

・大人600円
・中学生450円
・小学生300円

法隆寺参拝の方は割引あり(大人500円、中学生400円、小学生250円)
※30人以上の団体は別途割引あり




中宮寺の御朱印の授与時間

  • 10月1日~3月20日=午前9時~午後4時(受付~15時45分)
  • 3月21日~9月30日=午前9時~午後4時30分(受付~16時15分)

※御朱印の受付が閉堂時間ギリギリになってしまった場合、すでに書かれた書き置きの御朱印の授与になることがありますのでご注意ください。最低でも30分くらい前には到着しておくことをオススメしておきます。

中宮寺の御朱印の授与場所は西側入口(西門)の拝観受付!

⬆️中宮寺の西門(通常拝観時のメイン出入口)

あまり知られていませんが、中宮寺の出入口は実は2つあります。

法隆寺の東院(夢殿)へ参拝した後、流れ的にそのまま中宮寺に入ってしまうのですが、この門が西側の門です。

一方、中宮寺の東側の門は中宮寺の宝物館へ行くための門です。通常は閉ざされていますが、宝物館での催しがある場合のみ開かれます。

東門にも受付があって拝観料金を支払うのですが、これは拝観料金ではなく宝物館の観覧料金になります。本堂は西側エリアの管轄になるため、別途、拝観料が必要になりますのでご注意ください。

そして、中宮寺の御朱印の授与場所ですが、なんと!拝観受付になります。

まず、拝観受付まで行って拝観料金を払おうと財布を広げる。すると中にいる受付の程よく熟した女性スタッフからこんな声が届く。

『拝観料金はオッサンは大人は1人600円になります。』

『朱印帳を持っておられるのでしたら先にお預かりしますが。』

・・という流れで拝観料金を渡すときに自分が求める朱印を告げて、拝観料金と朱印料を合わせた合計金額を支払います。

支払いが終了して受付の程よく熟した女性スタッフに朱印帳を手渡すと、番号札が手渡されます。

この番号札は受付の程よく熟した女性スタッフが誰の御朱印帳なのかを判断するためのものなので、拝観終了後、境内を出るときに番号札を手渡すことで自分の朱印帳を受け取ることができます。ウフ

中宮寺(御朱印所)の混雑具合

中宮寺は普段は閑静な所ですが、11月1日〜3日に行われる上御堂の特別拝観など例とし、法隆寺においての特別拝観などが実施されると、たちまちのうちに境内は混雑します。

ただ、混雑をするとはいえ、中宮寺は御朱印所のようなものがなく、拝観受付で御朱印の受付を行い、受付と同じ建物内の寺務所スペースにて御朱印を書かれますので、朱印所の前に列が発生して、その列に並ぶようなことはありません。

しかし、拝観受付で御朱印を受け付けていることから、拝観入口で少し並ぶことがあります。・・といっても長蛇の行列が発生して20分や30分も並ぶといったことはありません。

参拝者からすれば拝観後に書き終わった朱印帳を受け取れるので、行列に並ぶ煩わしさはありません。

近年では拝観することを前提として、こうした拝観受付で御朱印帳を預かって後で手渡す寺社が多く散見されます。

このようないわゆる効率化を図ることにより、双方にとっての混雑緩和対策にもつながります。

ただし、中宮寺の御本尊「半跏思惟坐像」は本堂に安置されており、御本尊を間近で拝観できる様にご配慮されていることから、拝観方法も靴を脱いで本堂へ上がる形式を採られておられます。

そこで問題となってくるのが、本堂が収容できる人数です。

本堂に収容できる人数は、せいぜい大人30人くらい入ればいっぱいになるくらいの広さなので、例えば、団体客とバッテイングした場合、たちまちのうちに堂内は混雑することは明白なので、その点だけはご留意のほどを。オホ

ちなみに本堂の中では御本尊「半跏思惟坐像」ならびに国宝指定の「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカを前にして、約10分〜15分くらいテープでの解説を聞くことができます。

その様相はまるでAMラジオの朝のNHK講座のような感じです。どんな感じや

中宮寺境内の見どころや歴史

下記ページにて中宮寺の見どころや歴史などをご紹介しています。

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