法隆寺・因可池(よるかのいけ)
えぇっ?!法隆寺の「因可池(よるかのいけ)」にいるカエルは片目がない?!
法隆寺の境内には、「因可池(よるかのいけ)」という池があります。
そして、この池はなんと!「法隆寺七不思議の1つ」とされています。
そして、その七不思議の1つに、「法隆寺のカエルには左右両方に目がなく、片方しか目しかない」という言い伝えがあります。
しかし、現在のカエルたちはもちろん、この池のカエルにはチャント両目があります。
つまり、これは「伝承」です。
法隆寺・因可池のこんな物語
遠い昔、聖徳太子が住んでいた斑鳩の宮の側(法隆寺境内)に、この「因可池」はありました。
ある日、聖徳太子が学問をしていると、カエルが鳴いてあまりにうるさいので、黙らせようと筆で片目を突いた(あるいは投げた筆が目に当たった)ところ、その池にいた全てのカエルが片目になったという言い伝えがあります。
今では確認のしようがないので「不思議」というよりは「怪奇譚」という感じがします。
聡明だったことで知られる聖徳太子の、勤勉さを示す言い伝えか・・あるいは不思議な力があるスゴイ人だった・・ということかもしれません。
視点を変えると、突かれたカエルと、なぜか道連れになった仲間のカエルたちが不憫(ふびん)でなりませんが・・。
法隆寺・因可池(よるかのいけ)の場所
「因可池」は、現在の法隆寺の西院と東院の間にある池(聖徳会館の前の池)とされています。
※この池の場所までは通常の一般参拝者は入れません。
※聖徳会館に御用がある場合は見ることができます。
※もしくはお願いして見せていただきます。
尚、上記でこの池のカエルといいましたが、残念なことに現在は池はありません。
完全になくなってはいないのですが、池の水がなくなり、草が一面に生えていて池の名残がありません。※↑写真(画像)参照
法隆寺でカエルを見かけたら・・一応、確認してみるのもいいかもしれませんね。
ひよっとしたら・・ ぎゃゃぁぁー(恐)!!・・いや、獲って売って儲けよ。
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