法隆寺の拝観時間(営業時間)や観光所要時間 一覧

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まず、先に知っておいてもらいたい事はコレ!

法隆寺の拝観について知っておいてもらいたいのが、中宮寺と法隆寺は別のお寺だという事。

地図を真上から見れば1つの境内地に法隆寺と中宮寺という2つの寺院があるようにみえます。

しかし現地に行ってみればよく分りますが、それぞれ御垣で区切られており、それぞれで拝観出入口が設けられ、それぞれで拝観料金が必要になることが分かるハズです。

このページでは法隆寺のオススメの観光ルート(拝観ルート)と銘打っていますが、この事実を踏まえ、中宮寺と法隆寺双方の境内を効率よく拝観する方法をご紹介しています。

もう1つ知っておいてもらいたいこと!

例えばGoogleマップなどで法隆寺を真上から見れば〜院や若草伽藍、聖徳会館、大湯屋などと書かれた建物の名前が見れます。

しかし残念無念なことにこれらの建物の中へは基本、一般参拝者が立ち入ることができません。

ただ、完全に立ち入る方法がないわけではなく、法隆寺が設置している団体の会員になるなどのことをしないかぎり、拝観はできないことになっています。

つまり、あらかじめ見れる場所(拝観できる場所)というのが決まっていることになりまする。

法隆寺の拝観時間(入場できる時間)

2月22日~11月3日

  • 8時~17時(五重塔・金堂の拝観受付は15時55分まで)
11月4日~2月21日

  • 8時~16時30分(五重塔・金堂の拝観受付は15時25分まで)

閉門30分前までは入場できますが、閉門時間が近づくにつれ、拝観できない場所が出てきますので、なるべく閉門1時間前くらいまでには境内に入っておく必要があります。

なお、五重塔や金堂がある回廊の内側へ入るには冬季は15時25分前、春〜夏季までが15時55分前までに入場しておく必要がありまする。




法隆寺は365日24時間境内に入って参拝できるの?

法隆寺には開門時間と閉門時間が厳格に設定されています。

閉門時間になると南大門・東大門をはじめ、境内への出入口は閉ざされてしまいますので、いっさい入ることができなくなります。

隣接する中宮寺も同様に拝観時間外の入場はできません。

法隆寺境内は一度出て再入場できる?

法隆寺境内は時間内であれば自由に出入りができますが、拝観料金が設定されているエリアでは原則1回入れば再入場は不可です。

法隆寺境内にご飯(ランチ)を食べる所はある?

法隆寺境内にはレストランのようなものはありんせん。あるとすれば法隆寺南大門前から延びる参道両脇にあるお店の中、もしくは東大門周辺付近にもお店がありまする。

これらのお店の中には食べ歩きができそうなグルメを取り扱っているお店も多々、ありまするが、法隆寺境内への持ち込みは厳禁です。

法隆寺の年末年始(初詣・正月)の拝観時間

法隆寺の拝観時間は、年末年始も変わらず8時~16時30分or8時~17時です。

1月1日から3日にかけては舎利講、5日には初護摩祈願法要と、特別な法要が行われます。

時間は、それぞれ13時からとなっています。

法隆寺「特別公開」の日程・時間

上御堂

  • 毎年11月1日~3日

釈迦三尊像(国宝)と四天王像(重要文化財)が安置される「上御堂」の内部の公開は」上記3日間のみです。

聖霊院(仏像の公開)

  • 毎年3月22日のお会式(御命日法要)の時

聖霊院の建物自体はいつも公開されていて、中に入ることもできますが、聖徳太子像(国宝)を始め、内部の像が見られるのはこの日だけとなっています。

夢殿本尊特別開帳

  • 春季:4月11日〜5月18日
  • 秋季:10月22日〜11月22日

夢殿の御本尊は、大変有名な「救世観音像」です。

舎利殿の御舎利御開帳(奉出)

  • 1月1日~3日「舎利講」

舎利殿に納められる「舎利」は、若干2歳だった聖徳太子が合掌した、その手の中から出てきたと言われています。

なお、舎利殿の同じ建物の西側は「絵殿」す。

絵殿に安置されていた有名な「夢違観音像」(国宝)は、現在、大宝蔵院にて展示されています。




法隆寺秘宝展(大宝蔵殿)

  • 春季:3月20日~5月31日
  • 秋季:9月22日~11月30日

大宝蔵殿は、かつて、寺の宝物を収蔵していた建物でしたが、現在は、百済観音像を始め、常時公開する寺宝は1998年完成の「大宝蔵院」に移されています。

大宝蔵殿は通常は非公開ですが、2001年以降、毎年春と秋にそれぞれ2か月程度、特別公開されています。

公開される寺宝の内容は、開催回ごとに異なりますが、金堂に安置されていた木造・聖観音菩薩立像は、毎回展示されています。

なお、通常の「大宝物院」の拝観や、上御堂、夢殿などの特別公開は、法隆寺の拝観料のみで可能ですが、こちらの「法隆寺秘宝展」は、別途拝観料(入館料)が必要です。

若草伽藍

若草伽藍も通常、一般非公開ですが、法隆寺が開設する「夏期大学」へ入学して生徒(会員)になることで、会員特典として拝観ができます。

夏期大学は例年おおむね4日間、開催されまするが、このうち1日のみ若草伽藍が特別公開されまする。

法隆寺のお守り・御朱印の授与場所と授与時間

お守り

  • 2月22日~11月3日:8時~17時
  • 11月4日~2月21日:8時~16時30分

お守りの授与時間は、法隆寺の拝観時間に準じています。

授与所は、大講堂聖霊院・休憩所(2つ)の、合計4か所です。

授与所の場所やお守りの種類については、当サイトの以下↓のページでご紹介しています。




御朱印

法隆寺の御朱印は、通常、聖霊院と西円堂の2か所で授与されています。

①聖霊院(しょうりょういん

  • 2月22日~11月3日:8時~17時
  • 11月4日~2月21日:8時~16時30分

聖霊院の御朱印の授与時間は法隆寺の拝観時間と同じですが、並んでいる場合もありますので、閉門の30分前までには授与所に行っておくと安心です。

閉門時間ギリギリになると、書置きの御朱印のみの授与となる場合があります。

※御朱印帳も聖霊院で授与されています※

②西円堂(さいえんどう)

  • 8時~16時15分

西円堂の御朱印の授与時間は聖霊院よりも短くなっていますので、ご注意ください。

なお、上御堂の特別一般公開時(11月1日〜11月3日)のみ、上御堂でも御朱印をいただくことができます。

各授与所で、どんな種類の御朱印が授与されているかなど、詳しくは以下のページをご覧ください。

法隆寺のご祈祷受付時間

  • 2月22日~11月3日:8時~17時
  • 11月4日~2月21日:8時~16時30分

法隆寺では入学祈願・学業成就祈願・諸願成就祈願のご祈祷を、毎月22日(2月と11月は21日)に聖霊院にて行っています。

申し込みは現地または現金書留で随時受け付けています。

参拝された際にご祈祷を申し込みたい場合は、拝観時間内に聖霊院でお申し込みください。

お布施(祈祷料)は、授与される「笏形お札」の大きさによって、5,000円と10,000円(お札の送料込み)の2種類です。

「笏形お札」とは、聖徳太子の笏の形を模したお札です。

「笏形お札」は、ご祈祷終了後、郵送していただけます。

詳細は、法隆寺ホームページでご確認ください。

中宮寺の拝観時間(入場時間)

3月21日~9月31日

  • 9時~16時30分 ※最終受付16時15分
10月1日~3月20日

  • 9時~16時 ※最終受付15時45分

冒頭でもご紹介したように、中宮寺は法隆寺の東伽藍に隣接していますが、法隆寺とはまったく別のお寺です。

また、法隆寺とは拝観時間が若干異なります。




中宮寺「特別公開」日程・時間

鳩和殿の特別一般公開

  • 公開時期:不定期
  • 公開時間:9時30分~15時30分、最終日は15時まで(2019年公開時)

中宮寺には、伽藍東側に鳩和殿(きゅうわでん)という宝物殿(兼研修道場)があります。

この内部には現代美術作家・ 濱野年宏氏が手掛けた「聖徳太子絵伝四季図大屏風」を始め、貴重な美術品が収蔵されていますが、通常は公開されていません。

通常公開されていないばかりか、期間限定の特別公開も毎年あるわけではなく、いつ公開されるか、先々のことまではわかりません。

2019年は、令和改元記念として、10月26日から11月4日までの日程で特別に一般公開されました。

しかしその前はなんと・・9年前!の2010年、平常遷都1300年記念の年でした。

興味のある方は、中宮寺のホームページなどで、最新のお知らせを随時チェックしてください。

中宮寺のお守り・御朱印の授与場所と授与時間

  • 3月21日~9月31日:9時~16時30分 ※最終受付16時15分
  • 10月1日~3月20日:9時~16時 ※最終受付15時45分

中宮寺のお守り・御朱印・御朱印帳の授与所は、いずれも、西門(法隆寺側)の拝観受付に併設されており、中宮寺の拝観時間中は授与されています。

なお、御朱印をいただきたい場合は、拝観受付時に御朱印代300円を添えて、御朱印帳を預けるようになっています。

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