実はあまり知られていせんが、法隆寺は、もとより、奈良全体が強力なパワーを帯びていると云われています。
奈良は古代、大和(日本)の中心地(大和朝廷)であったとの伝承があり、占いなどの祭祀が数多く行われていたとの伝承があります。
また、その奈良県の西の外れに位置する法隆寺にも、とてつもないパワーが眠りつづけ、そのパワーが放出され続けていると云われています。
法隆寺のパワーとは、緩やかなピラミッド型をもち、頂に双輪を備える「五重塔」を中心として発せられる波動(パワー)と云われています。
これはエジプトのピラミッド同様に、このような三角の形状をした建物には「強いパワーが宿りやすい」と云われているからです。
法隆寺に強力なパワーが集まる理由
法隆寺に強いパワーが集まるもう1つの理由とは、同地においての、古からの途方もない歴史があり、歴史を駆け抜けてきた建造物、仏像、絵画などを含めた、人々の信仰という「念」を幾世記にも渡って、集め続けていることもあります。
他にも法隆寺の境内には、古くアジア大陸(中国・朝鮮など)から伝わったとされる文化(建物・仏像)が、今もなお現存しており、特に建物の形状はパワーを蓄積しやすいとされています。
また、法隆寺の周りには、古から形状を留めている山々があります。
これらの山々には、蓄積され続けてきた幾世記分もの自然(森羅万象)のパワーが大量に放出されているとされ、これらの山々からも強力なパワーが発せられていると云われております。
ただ、法隆寺は国宝登録の寺院であり、また、世界遺産登録の寺院としての名前が先行し、その名前で有名になってしまっています。
以上、少し長くなりましたが、以下では法隆寺を含めた法隆寺の周辺・付近のパワースポットと呼ばれる場所を列挙してみました。
【法隆寺のパワースポットその1】「五重塔」
先述したとおり、法隆寺のパワーの根源は、日本のピラミッドと言っても過言ではない、五重塔を中心として、波動が四方八方に発せられていると云われております。
【法隆寺のパワースポットその2】「夢殿/八角堂」
法隆寺の東院の中腹に、見えてくる八角堂、通称・夢殿と呼ばれるお堂があります。
そしてもう1つ、西院伽藍にも後述する「西円堂」と呼ばれる八角堂があります。
八角堂がパワーを帯びるのは、いうまでもありません。
8角型のものには、古来、パワーが宿り易いとされ、これは8つの方位を示します。
この8つの形は8つもの方角から、パワーというエネルギーが得やすいと伝承されています。
有名なものが、安倍晴明を代表する陰陽師が用いたとされる「風水盤」です。
現代においても、8角形をしたものは多々あります。
例えば、8角形の鏡や食器などを使用している家庭もあるようです。
このような8角形は、幸運を呼び込むとされる「亀の甲羅」からの由来もあり、吉兆(幸せ)を呼び込むとも云われております。
これら2つの八角円堂が五重塔を挟むような形で東西に1つずつ存在ので、そのパワーは計り知れません。
【法隆寺のパワースポットその3】「西円堂」
少し小高い丘に建ち石段をのぼった先に位置する上述の「西円堂」がまさにこれにあたります。
西円堂は、八角形のお堂の形からしても、大きなパワーを蓄積していますが、それ以外にも強力なパワーが宿るものがあります。
そのパワーが宿るものとは、まさしく「御本尊・薬師如来坐像」です。
薬師如来様は古くから「峰の薬師」と呼ばれ、古来から人々の信仰を集めてきました。
また、法隆寺を創建した聖徳太子も薬師如来に父親の眼の病気を治癒を願い、多大なる崇敬をこの薬師如来坐像へ寄せたと伝えられています。
他にも、かつて堂内には薬師如来を崇拝する信者や参拝者が奉納した「刀」や「鏡」の類の奉納品がたくさん所蔵されていたそうです。
現在でも、「錐(きり)」を耳にあててから奉納すると、耳の病気が治るという信仰があり、堂内にはたくさんの錐が納められています。
中までは入れないので非常に見づらいのが残念ですが、このような八角形の建物自体が強力なパワーを帯びており、近くにいるだけで波動を体内へに取り込むことができます。
また、心静かにお参りしてみれば、霊験あらたかな薬師如来様が、無病息災や健康長寿を叶えてくださるかもしれません。
【法隆寺西円堂(国宝)】
・創建:奈良時代
・発願者:橘夫人
・再建:1250年
・本尊:薬師如来坐像(国宝)
・その他の仏像:千手観音立像(重文)、十二神将像(重文)
【乾漆薬師如来坐像(国宝)】
・制作:8世紀後半(光背は1283年)
・素材:脱活乾漆
・像高:246.3cm
この「西円堂」は、団体観光ツアーのルートからはほぼ外れるので、比較的人が少なく「パワー」を得られるには絶好の場所です。
法隆寺の周辺のパワースポット
【奈良・法隆寺の周辺・付近のパワースポット】「大神神社」
パワースポットと言えば、山、そして神社がまず例をして頭によぎります。
JR法隆寺駅または近鉄筒井駅から電車で1時間以内、車なら30~40分で行ける範囲には、観光地として人気の生駒山や信貴山があります。
そして、これらの山々とは別にもう1つ、桜井市のパワーを秘めた山と云われる「三輪山(みわやま)」があります。
三輪山の入り口、「二の鳥居」を潜ると「大神(おおみわ)神社」の境内に入ります。
大神神社は、古事記や日本書紀にも載っている日本最古の神社となります。
ご祭神は「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」という、国造りの神様です。
農業や工業、交通安全や縁結びなど、私たちの生活にまつわる様々なことを司る守護神なんだそうです。
また、医薬の神様として信仰を集めていたり、蛇神として親しまれていたり、複数の顔を持つ偉大な神様です。
大神神社がパワースポットと云われる所以
大神神社がパワースポットと云われる所以は、本殿がなく、境内に座する山々の「木々」や「石」が、本殿の代わりとして神々が宿っているからです。
つまり、大物主大神は社殿にではなく、三輪山自体に鎮まっていると考えられ、この山の「木々」や「石」が、強力なパワーを帯びていると云われております。
その他にも、この大神神社には「拝殿」や「摂社」、「末社」や「謂れのある杉の木」や「岩」などパワースポットがたくさんあります。
これだけで充分パワーを得られそうですが、先に進みたい方は摂社の1つ、狭井神社(さいじんじゃ)へ行くと、登拝の申し込みができます。
- 登拝とは?=山に登り悟りの境地を見るための修行(荒行)のこと
古くから神々が宿り、神聖な「禁足の山」とされてきた三輪山です。
今では特別に許可を得ることで入山することができますが、これもあくまで「お参り」のためですから、説明をよく聞き、敬虔な気持ちで行きましょう。
三輪山大神神社
・住所:奈良県桜井市三輪1422
・最寄り駅:JR三輪駅(二の鳥居まで徒歩5分)
・参拝時間:午前9時から午後5時
・駐車場:あり
・公式URL:https://oomiwa.or.jp/
法隆寺から三輪山・大神神社への行き方
所要時間:車で約45分
距離:約19km
電車:三輪駅より徒歩約5分
法隆寺
↓
所要時間:徒歩約20分
↓
JR法隆寺駅
JR大和路快速・奈良行き
↓
所要時間:約11分
↓
奈良
JR桜井線・和歌山行き
↓
所要時間:約22分
↓
JR三輪駅
JR三輪駅からの行き方は大神神社HP「http://oomiwa.or.jp/access/station/#linktop」を素敵に参照💘
三輪山登拝
・受付場所:狭井神社
・受付時間:午前9時から午後2時
※4時までに下山
・入山禁止日:1月1日から3日、2月27日、4月9日、4月18日午前、10月24日、11月23日
・登拝料:300円
・禁止事項:飲食、喫煙、撮影、火気の使用など
関連記事一覧
関連記事:
スポンサードリンク -Sponsored Link-
当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。