法隆寺を参拝するときは西円堂をまず、最初の目標にして拝観すると効率よく回ることができます。
この理由は法隆寺を拝観された方のほとんどが中宮寺へも参拝されるからです。
このページでは奈良法隆寺境内のオススメ拝観ルートと見学所要時間についてご紹介してまする。
まず、最初に一言!『法隆寺と中宮寺はまったく別のお寺!』
‥‥‥と、ここで先に伝えておかなければならないのが、中宮寺と法隆寺とは別々のお寺だということです。
地図を真上から見れば確かに1つの境内に2つの寺院があるように見えますが、御垣で遮られていますので、それぞれで拝観料が必要になりまする。
この中宮寺の場所は法隆寺の東端にあたり、法隆寺では東院伽藍と呼ばれる場所になります。
逆に西端が西院伽藍と呼ばれる場所の「西円堂」になります。
中宮寺から拝観しても良いのですが、中宮寺へ行くためには法隆寺境内を一旦、経由して東大門をくぐって行く、もしくは法隆寺境内にそってお外の道路から迂回する形で行かなければならず、これだと少々、時間がかかります。
そこで効率の良いオススメの回り方はこぅなる!
そこで効率の良いオススメの回り方としては、先に法隆寺の西院伽藍から拝観し、次いで東院伽藍、→そして最後に中宮寺というルートになりまする。
中宮寺の境内はシンプル
中宮寺の内部は至ってシンプルぷるプルであり、拝観するルートなどなく、平時は境内に入ると本堂を拝観するのみとなります。
中宮寺の本堂には、世界的に有名なアルカイックスマイルの国宝・半跏思惟像が安置されています。
中宮寺の拝観目的とは、この国宝・半跏思惟像を観るためといっては過言ではござんせん!
以上を踏まえて‥‥法隆寺のオススメ拝観ルートはコレ!⬇︎
法隆寺境内のオススメの観光ルートと回り方・観光所要時間などをご紹介っ!
法隆寺西院伽藍エリア
回り方・拝観ルート図
スタートは西院伽藍の「南大門」から!
所要時間:約3分
西円堂(内部拝観は不可/隙間から内部を見れる)
※正岡子規の句に登場する鐘の音は西円堂の鐘と伝わる
所要時間:約5分(御朱印をかいていただく場合は12分)
西室(外側を拝観)
所要時間:約3分
中門
所要時間:約2分
西院回廊から回廊内部へ入る(拝観料が必要)
所要時間:約15分
所要時間:約10分
所要時間:約10分
鐘楼(外側からのみ拝観/鐘つきは不可)
所要時間:約2分
経蔵(外側からのみ拝観)
所要時間:約2分
上御堂(特別拝観時期のみ)
所要時間:約15分
聖霊院(お守り・御朱印を拝受)
所要時間:約20分
大宝蔵院(拝観料が必要)
※世界的に有名な国宝・百済観音像はここに安置される
所要時間:約30分
細殿(外側からのみ拝観)
所要時間:約2分
網封蔵(外側からのみ拝観)
所要時間:約2分
大宝蔵殿(特別公開時期のみ)
所要時間:約30分
東大門
所要時間:約3分
お外(法隆寺境外)へ出る(西院伽藍と東院伽藍の間!)
東大門をくぐると参道が目の間に延びていますが、左右を見れば道路がとおっており、ここはすなわち法隆寺境内から一旦、出たことになりまする。
幸いなことにこの東大門付近にはランチ・軽食ができるお店やグルメなどを提供しているお店がありまする。
ちょっとここらで休憩するにはいかがでしょうか?
詳細は下記ページにて!
法隆寺東院伽藍エリア
回り方・拝観ルート図
東大門から延びる参道沿いのお店などを散策♪
所要時間:約20分(人による)
夢殿(内部に入るのは不可/隙間から覗きみれる)
※等身大の聖徳太子をモチーフとした伝わる「救世観音立像」が有名!(一説には聖徳太子の怨念が今も宿るとも‥‥)
所要時間:約7分
伝法堂(外側のみを拝観)
所要時間:約2分
梵鐘(鐘楼)※外側から拝観
所要時間:約2分
中宮寺エリア
回り方・拝観ルート図
拝観受付(御朱印は拝観受付、お守りはその隣の売店にて授与)
所要時間:約3分(混雑している時は7分くらいになることも)
表御殿※外側からのみ拝観可能
所要時間:約20分
鳩和殿(きゅうわでん)※特別公開時のみ
所要時間:約25分
あとは南大門から延びる参道や東大門付近のお店を散策してお土産選び♪
完
以上のルートは法隆寺さんでも紹介されているルートです。
奈良・法隆寺と中宮寺の拝観(見学)所要時間
- 法隆寺境内の拝観(西伽藍・東伽藍):1時間30分~2時間
- 中宮寺境内の拝観:30分~40分
法隆寺と中宮寺を合計した拝観時間:約2時間30分〜3時間
法隆寺の見学所要時間は、人によって様々ですが、法隆寺全体を巡って2時間はみておきたいところです。
これは法隆寺さんの公式においても約2時間と紹介されています。
お堂の屋根や柱、仏像一体一体までジックリと観察したい人は、のんびり半日滞在コースで行きましょう。
年中行事や特別開帳があったり、仏像さまが博物館などの企画展示にお出かけされていたりすることもあるので、事前に調べてから行くとより楽しめます。
夢殿の特別一般公開の時などは行列ができる場合がありますので、時間に余裕を持ってお出かけください。
関連記事:法隆寺の境内にもう1つ寺院があった?!中宮寺の「歴史(年表)・境内見どころ・拝観時間・お守り」など
関連記事:奈良・中宮寺「木造弥勒菩薩半跏思惟像(寺伝・如意輪観音像)」【国宝】
中宮寺から→西円堂へ行った場合、夢殿の拝観料金はどうなる?
夢殿も拝観料金が必要になりまするが、夢殿では3カ所セットの拝観券が販売されていないため、夢殿のみの拝観券を購入する必要がありまする。
法隆寺の3カ所セットの拝観券を販売しているのが、五重塔・金堂エリアの回廊内に設置された販売場所のみですが、夢殿の拝観券を窓口で見せることで差額を支払うだけで入場ができます。‥‥ホっ。
夢殿の拝観券を思い出にとっておきたい方は先に夢殿へ行くのもよろしいかと思いまする。うきゃ
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